貧乏エンジニア漫遊記

大手造船会社エンジニアが世界を股に掛けた、面白奮闘記です!

22.タイ編(2)

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タイ編(2)

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タイ料理といえばトムヤムクンに止めを刺す。タイ人に言わせると、トムヤムクンはフランス料理のブイヤベースや広東料理のふかひれスープと並ぶ世界3大スープの一つだそうだ。勿論、日本人なら味噌汁を、韓国人ならメーウンタンを世界3大スープに数えるだろう。

最近ではトムヤムクンは日本でも知られ、キューブもスーパーで容易に手に入る。このキューブを入れたスープに海老を入れセリを散らせば、日本の家庭でも似たようなものができる。すこし凝るならば、鶏がらスープの素とココナツミルクを加える。さらにレモングラスの茎を加え、セリをコリアンダーに代える。こうすれば本物で通る。海老の代わりに鶏肉を使っても良い。この場合はトムヤムガイと呼ぶ。レモングラスの茎は食べない。しゃぶるとみっともない。さりげなく椀に残す。

それはそうと日本人はブラックタイガーを有難がって食うが、あれは現地では一級の食材ではない。残飯を餌に泥水の中で育つ代物だ。マハチャイの市場ではタタキの上でシャベルですくっている。間違っても生で食ってはいけない。最近では抗生物資を使って歩留まりをあげていると聞く。

海老と言えば、手長海老の残酷煮と言うのがある。耐熱ガラスの鍋に、生きた手長海老と老酒を入れ加熱していく。それだけの物だ。始めは半透明の海老が断末魔で跳ねているが、次第に動かなくなり赤味を帯びてくる。これをタレにつけて食う。料理の演出としてよく出されるが美味くてかなわない物ではない。

バンコクで一番美味い食べ物はレストラン・ソンブーンの泥蟹のカレー・チリ煮だろう。正式名をプーパッポンカリーと言う。最初、客先の若いGMが「知られざるウマイ店」を紹介すると言ってこの店に連れて行ってくれた。場所はチュラロンコン大学の横の通りだった。店の前に行くと爪を縛った大蟹が山と積まれている。これを赤チリー粉、ココナツミルク、鶏卵と共に炒める。カリ-と言うからにはカレー粉も入っているのだろうが、その味は隠れている。幾度も食いに行く内、店員とも親しくなり、黙っていても2階の家族席に案内されるようになった。最近ではソンブーンも有名になった。店も大学横からラチャダに移り、スリウォン通りにも支店ができた。日本のインターネットでもタイの食通ポイントとして紹介されている。日本人の女の子まで食いに行っているらしい。

話は変わるが、タイに行ったらタイ式英語に慣れる必要がある。RやLの音が無声になったりN音に化けたりする。例えば下記の通り。

英語 日本式発音 タイ式発音
center センター センタン
proposal プロポーザル ポポザン
motor モーター モトン
chemical ケミカル ケミカン
proper プロパー ポペン
crocodile クロコダイル ココダン

またタイでは、「今日は」と言うのを男言葉で「サワデーカップ」と言うが、ローマ字で書くと、“Sawadee Krap”となる。ここでも「R」が欠落する。勿論タイ人はキッチリ「R」を発音していると言うが日本人には聞き取れない。ちなみに女言葉では「サワデーカー」と言う。前者は元気よく尻上がりに発音し、後者は腹が減った時のように情けなく尻下がりに発音する。

公開日:
最終更新日:2016/03/22


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