貧乏エンジニア漫遊記

大手造船会社エンジニアが世界を股に掛けた、面白奮闘記です!

30.韓国編(4)

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韓国編(4) 韓国人気質 問題点 

日本と韓国は地理的に近く、両国民は人種的にもほぼ同一だというのに、気質と思考法において大きな違いがある。それは、日本人とヨーロッパ人、或いは日本人とアラブ人との間より大きい。日本人は喜怒哀楽をあまり表に出さない。韓国人はこれを露骨に出す。日本人は謙譲を装うが、韓国人はこれが下手だ。日本人は誰かに悪感情を抱いていても、それを努めて隠す。それに反して、韓国人はそれを露わに示す。これらが重なって、韓国人は日本人を本音を出さない腹黒い人間だと思うし、日本人は韓国人を慎みの無い野卑な人間だと思う。しかし、お互いに相手国で生活していると、それらの違いに閉口しつつも、相手の良い点も見えてくる。以下は私の経験である。オムニバス風だが、読者各位の参考に供したい。

1、韓国人が嫌っている奴
親しくなったソウル生抜きの友人Aに酒席で聞いた。

正直に言ってくれ。一番嫌いな奴は誰か?
私の伯父だ。講釈ばかりたれて、小遣いは一銭も出さん。ケチだ。
次に嫌いなのは誰?
チョンラナムド(全羅南道)の人間だ。
フムフム。ではその次に嫌いなのは?
プケ(北 イ鬼、北朝鮮人)だ。
次は?
申し訳ないが、日本人だ。あんたは別だが。
アメリカ人はどうなんだ?
好きでも嫌いでもない。

つまり、彼にとっては、日本人は大嫌いだが、一番嫌いというわけではないのだ。

2.韓国人に「遠慮」はない。
日本語に堪能な友人Bに「遠慮」にあたる韓国語の単語をきいた。彼はしばらく考えていたが、韓国語には「遠慮」に当たる適切な単語はないという。あえて言えば日本語で「遠慮するな」という言葉は、韓国語では「虚飾を捨てよ」になるという。ナルホドと思わぬでもないが、遠慮はもっと広く使われる。韓国人は心にもなく人を誘わないし、相手は、もし誘われたら、決して遠慮しない。韓国人から見れば、心にもなく誘う日本人も、それを遠慮する相手の日本人も虚飾的に映るわけだ。日韓辞典を見ても、「遠慮」という日本語は韓国語ではうまく説明ができない。曰く、「気持ちを考える」、「差し控える」、「辞退する」、「控えめにする」等々だ。日本語の「遠慮」はそれらを全部含んでいる微妙な言葉だ。しかしこれは国際的に見れば韓国語の方が一般的で、英語にも「遠慮」にドンピシャの単語はない。

3.韓国人は、これ見よがしに、人前で泣く。
日本人も身内の葬式の時には泣く。しかし他人に見せることが目的ではない。泣くにしても自ずから限度がある。韓国人はとにかく大声で泣く、涙が乾いていても、第三者の前であえて大声で泣く。偽善的でも泣かなければならない。金があれば泣きの専門家(泣き婆)を雇ってでも泣く。大声で泣かなければ葬式の参列者に義理が立たないのだ。日本にも、上代にはナキメ(泣き女)というのがいたという。中世の武家政権になってから、人前で泣くことは女々しい事と見なされるようになったのだろう。

4、韓国人は、惻隠の情が薄い。
これは空港での風景。私が韓国に入国しようとしていた時、私の前に並んだ者は在日韓国人の二世だった。彼は初めて見る祖国に胸を弾ませていたに違いない。ところが、彼の韓国語が不完全だといって入国管理者から満座の前で叱責された。二世はますますしどろもどろになる。入国管理者はますますいきり立つ。日本では決して見られない現象だ。日本の空港でなら、日本語を操ろうとして一生懸命の二世に対して、入国管理者は、その努力を察して、むしろ微笑を持って迎えるだろう。韓国人は他人の失敗を無邪気に大声で笑う。日本人は、可笑しくても、笑っては失礼だという気持ちが動く。

5、韓国人には、自分以外の人間は、味方か敵である。
韓国人にとって、自分以外の人間は味方か敵のどちらかである。中間は無い。自分の味方は、「ウリ」という言葉を前につけて呼ぶ。味方とみなせば、相手に自分の心を全く隠さない。相手にもズケズケものを言う。日本人なら、親しい人間にも言ってはならない事が必ずある。それに触れると親しい仲が壊れる。

再度繰り返すが、日本人と韓国人は、気質と思考法において、世界中のどの民族間よりもかけ離れている。しかし、どちらが良いとも悪いとも言えない。私の2年半の韓国滞在は、親韓派として始まり、知韓派として終わった。

公開日:
最終更新日:2016/02/22


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